導入事例:大陽日酸ガス&ウェルディング株式会社

2025年1月27日、大陽日酸ガス&ウェルディング株式会社 千葉支店にて、防災・保全活動の一環として「消火器トレーニングMR」を活用した消火訓練が実施されました。

大陽日酸ガス&ウェルディング株式会社は、「ガス」「ウェルディング」「産機製造部」「自社ブランド開発」「エンジニアリング」「熱処理炉」「化学薬品開発・最先端技術開発」などの事業を展開している、産業を支える製品を取り扱う総合商社です。千葉支店では、主に各種産業ガスや溶接関連資機材の販売を行っています。

千葉支店の所在地は、高圧製造事業所 第1種貯蔵所であることから、日頃から法令に則った火災への対策を入念に行っています。
今回は、貯蔵所に比べて軽視されがちな事業所オフィス内での火災発生を想定し、迅速な初期消火を実施することを目的に訓練が行われました。
避難訓練 防災・保全を担当する青木政臣氏が企画し、サポートサービスなしで、初期設定から当日の運営までを実施しました。

想定シチュエーション
地震発生後、会議室内に山積みされた段ボールから出火し、壁や壁掛けカレンダーに延焼

参加者
千葉支店の従業員 約10名

「消火器トレーニングMR」を活用した初期消火の訓練のほか、コンセント、ブレーカー管理、避難通路確保、危険箇所確認、閉鎖ドア開放、ほか設備対応なども合わせて実施しました。

千葉支店 避難訓練 防災・保全班 青木政臣氏
「ゲーム感覚で消火器を使用する際の一連の作業を体験できました。次回は、消火までの時間を計って競技性を持たせたりしても良いかと検討しています。実際に火災に遭遇した時には、今回の訓練がきっと役立つでしょう。
今回の訓練、実感として『やって良かった』と思っています。保安活動事案の報告として社内展開する予定です」

MRヘッドセットを装着すると、オフィス内に火災が発生!

MRヘッドセットを装着して、消火訓練を行う従業員の皆さん。